ガーデンで販売しているレウィシア(Lewisia)の一覧です。
レウィシアは北米大陸、南西部の高山を中心に生息するスベリヒユ科レウィシア属の植物です。

常緑性種

レウィシア コチレドン

常緑性 一般に広く流通している。花色が豊富

L ツウィーディー

Lewisia tweedyi

Lewisia tweedyi常緑性 葉は多肉質で、狭い葉柄が2-5cmあり、20-25mm幅で長さが4-8cmの倒皮針形 開花時、花茎が10-20cm程伸び、先に1-4輪程咲きます。花は直径4-5.5cm 色は黄色がかったピンクピーチ色や白。葉の大きさは、自生地のデータなので、肥料を与える事によって大きく成長します。自生地の環境に近い栽培をし、あまり肥大させない事で夏越しも容易になります。

L コロンビアナ

Lewisia columbiana

常緑性 葉は細長い倒皮針形 高さ10-15cm 開花時20-30cm 一株から花茎が5-6本立ち上がり、20-30花程咲きます。花は直径1.5cm程で、基本種の花色は、白色(ほんの少し赤みがかる)の地に、赤みを帯びたピンクの筋がはいります。交配種の親株として多々使われています。夏の多雨に当てないようにすれば、暑さ・寒さには非常に強いです。用土は排水の良い事が大事です。

L コロンビアナ アルバ

Lewisia columbiana alba

上記 コロンビアナの白花種です。性質は共に変わりません。

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L コロンビアナ ルピコラ

Lewisia columbiana var.rupicola

コロンビアナの変種 花色がローズ色(smoky rose-purple)という事で、ロゼア(Rosea)と呼ばれている事があります。コロンビアナとの違いは、包葉の縁をみると細かくノコギリ歯の様になっています。

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L コロンビアナ ワローエンシス

Lewisia columbiana var.wallowensis

コロンビアナの変種 一回り小さく、花茎が斜めに伸びて行きます。花色は白色に、赤みを帯びたピンクの筋が入ります。他にカスケード山脈にあるものは、そのコントラストが綺麗にでます。

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L セラータ

Lewisia serrata

常緑性 セラータの名の通り葉がギザギザしています。高さ10-20cm 開花時10-25cm 一株から花茎が10本前後立ち上がり、100花程咲きます。花は直径5-6mm程で、少しローズ色がかる地色に脈がはいります。一度に咲き、開花時期はあまり長くありません。L.canteloviiに似ていますが、葉の形、ギザギザの付きかたなどで、見分けられます。

L リアーナ

Lewisia leeana

常緑性 丸みを帯びた細い葉がロゼット状に広がります。 高さ10-20cm 開花時8-20cm 一株から花茎が10本前後立ち上がり、円錐花序で、100花程咲きます。花は直径1-1.5cm程で、明るい赤紫か桃紫が多く、他に白花のアルバ(アルビノ)があります。

落葉性

L レディヴィヴァ

Lewisia rediviva

落葉性 幅2-3mmの線状の葉 高さ1.5-5cm 開花時 葉は落葉し 1-3cmの花茎に、直径5-6cmの大きな花が咲きます。色はピンクやローズピンクで3-10花程咲きます。春の雪解けと共に葉が展開し、その後、花が咲く頃には葉は枯れてしまいます。夏は乾燥し、雨が降らない為、太い根を持って夏を越します。そして雪が積もる前、秋に芽を作り、春に備えます。この様な自生地の環境に合わせた栽培方法をとり、夏の多雨や多湿に注意が必要です。高温には比較的強く、当ガーデンではハウス内(夏は35℃位)で、夏越し出来ています。

L ブラキカリックス

Lewisia brachycalyx

落葉性 葉は幅5-15mmで長さ3-8cmの倒皮針形 かすかに白い粉を吹いた緑色 高さ 最高10cm  1-6cmの花茎に、直径3-5cm程の花が咲きます。色は白、白にピンクの脈が入る(自然界では稀)、ピンクの3種類あります。葉は花と共に枯れて、夏を越します。

L ネヴァデンシス

Lewisia nevadensis

落葉性 葉は幅2-6mmで長さ4-15cmの細長い葉 葉・茎ともに明るい緑色 高さ 最高15cm 1-4cnの花茎に、直径2-3.5cm程の白い花が咲きます。葉は花と共に枯れて、夏を越します。

L ネヴァデンシス ロゼア

Lewisia nevadensis “Rosea”

L ネヴァデンシス ロゼア
Lewisia nevadensis “Rosea”
ネヴァデンシスのピンクの花色の個体です。葉の色がかすかに白い粉を吹いた緑色 この花には諸説あり、1989創刊のThe Genus LEWISIA “Brian.Mathew著”によると、ごく稀にあるピンクの花色を持つ個体をロゼアと呼んでいます。そしてこの花の種は発芽率が悪いと書かれています。2000創刊 LEWISIA “B.LeRoy DAVIDSON著”によるとネヴァデンシスとブラキカリクスの4倍体交配種ではないかと書かれています。当ガーデンでは、英国からの輸入苗を実生親に使用して同じ花色を増殖しています。種子の発芽も良い結果を得ています。

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L ピグメア

Lewisia pygmaea

落葉性 葉は幅4.5mmで長さ3-9cmの細長い葉 花茎は1-6cmの長さで、地に這うように伸びその先に1-7輪程、花を咲かせます。花は直径2cm程で、色はピンクや明るい赤紫色の花が咲きます。葉は花と共に枯れて、夏をこします。

園芸品種

ピンキー

Pinkie

ロンギペタラ×コチレドンの交配種 (L.longipetala×L.cotyledon) 常緑性 英国のナーセリー”W.E.Th Ingwersen Ltd.”にて1960年代に作られました。高さは10cm 花は直径2-2.5cm程で色はパールピンク

リトルプラム

Little plum

ロンギペタラ×コチレドンの交配種 (L.longipetala×L.cotyledon) 常緑性 英国のナーセリー”W.E.Th Ingwersen Ltd.”の新作 コンパクトで花付きも良く、栽培が比較的簡単にできます。色はピンクマゼンタ